今の仕事を30,40代と続けていくのか

年明け1月から新しい業務が割り振られた。それは給与計算である。

 

基本給、その他諸手当を計算し、振込額を確定させ、給与明細を公開する。その後、関連部署へのデータ送付、従業員からの問い合わせ対応など。

 

残念ながら誤支給があり、再計算なども対応する。これは異動、労働契約変更による自給変更などのデータの登録漏れなどから発生する。

 

幸いなことに、今はシステムで上からボタンを押せばある程度は自動で計算してくれる。つまり、法的知識がなくても、ある程度はこなせてしまう。

 

給与計算というと、社労士資格とか、労働基準法とかお堅い部分が思い浮かぶが、実際行っていることは、エクセルの編集→システムへの取り込み→計算→確認 の繰り返しだ。エクセルとシステムに詳しかったら、ほとんどこなせてしまう。

 

本来、人事とは社内の課題に対して、分析を行い、戦略と仮説をたて、規定の整備とか制度の導入をしていくと思っていた。しかし実際は、エクセルとシステムとの闘いであり、そこには少しの人事的知識があればよい。

 

もちろん、ルーティンの中で、エクセルの関数を簡略化したり、システム改修で効率化を図ることもできる。が、本来の人事の姿とは程遠い。

 

私はシステムをいじくるのが好きだ。実際、引き継いだ業務を自分なりに解釈し、簡略化も行いつつある。

 

しかし、このままシステムのみいじくっていてよいのかとふと思う時がある。

30,40代でシステムいじくって、実務経験が乏しくなってしまわないだろうか。

 

もっと人事的な力を身に着けるべきではないか。しかしシステムも好きだ。

 

こんな葛藤を日々しながら、ちゃっかり転職サイトに登録した。

 

人生、意外と短い。これを機に自分の人生と向き合いたい。